Founder

山脇有紗Japanese Heritage Luxury Architect

株式会社Artisans 代表取締役。金融ITの専門家として海外で研鑽を積んだのち、日本の伝統工芸と向き合う道を選びました。

着物姿の山脇有紗、日本橋にて
Story

金融ITから、伝統工芸へ

北海道大学、東京大学大学院を卒業後、大和総研、PwCコンサルティングにて金融ITの専門家として香港・米国など海外で研鑽を積みました。

世界で、日本文化を自分より深く語る人々と出会います。世界を巡るたびに、日本文化への敬意と称賛を、幾度となく受け取ってきました。けれど、その眼差しに見合う言葉を、自分の内に見つけられずにいる自分に気づきます。生まれ育った国の美意識を、まだ何ひとつ語れていない ― それが、日本の伝統工芸と向き合う始まりでした。

帰国後、着付け教室の門を叩きます。柄の一つひとつに込められた意味、何百年もの歴史が日常の所作に息づいていることを知り心が震えました。和装師範の資格も取得し、会社員として働くかたわら、着付けレッスンも開講しました。

一方で見えてきたのは、呉服市場があと5年も保たないといわれている現状でした。創業した今も、職人の引退を見続けています。

伝統は、守るだけでは続きません。日常から生まれ、ビジネスとして機能してはじめて、次の世代へ受け継がれていく。伝統工芸を持続可能な産業へ進化させる ― その決意のもとに株式会社Artisans、「職人たち」という名の会社を設立しました。

日本の伝統文化と職人の価値を、現代と世界につながるラグジュアリーとして再設計する。着物や工芸品を販売するだけでなく、その背景にある文化、技術、美意識、そして日本ならではの価値を、世界の人々に伝わる形へとデザインすることを使命としています。

Vision

着物に縛られない、その先へ

日本文化とグローバルラグジュアリーをつなぐブランドづくりを推進するとともに、AI時代においても日本文化が正しく認識され、信頼され、次世代へ受け継がれる仕組みづくりに取り組んでいます。

着物の職人技を、現代のライフスタイルに再構築する。そして、職人が稼げる構造をつくる ― アパレルはその入り口にすぎません。IP・ライセンス展開を通じて、職人への還元を広げていくことを見据えています。

日本文化の価値は、過去を守るだけでなく、未来へ届けることでさらに輝く。その未来を設計する一人でありたいと考えています。

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